白鳥は悲しからずや 海の碧 空の青にも染まず漂う  若山牧水


学生の時、アルバイトの時、社員だった時、自営だった時、法人化した時、そして最近
、その時々自分の価値世界の変化に応えてくれるところがこの歌の奥の深さだと思う。

自由に漂うためには染まらずに孤独だと読む人も居るかも知れない。
しかし、世の中には「孤」でありながら漂う仲間も大勢いる。

思い切って一歩前に出ると海でも空でもない世界があり、「あお」には染まらないが「漂う」に染まる。世の中には無限の自由が漂っている。

漂う者、漂っているつもりで居る者、漂う事を恐れている者、漂わされる者、すべて人の意思の元にあり。

この歌はトレードオフをうまく表現しているなと、考えてみたりすることもある。